6月 02, 2023
10月、リッサ・セクソンはウォレス郡に雇われ、郡内の地域開発活動を推進するルーラル・チャンピオン、つまり指南役を務めることになった。ルーラル・チャンピオンの助成金を受けるまで、ウォレス郡では15年近く、公式なコミュニティ開発・経済開発が行われていなかった。
ルーラル・チャンピオン・プロジェクトの重点分野として、住宅、経済、そしてルーラル・チャンピオン奨学金受給後にウォレス郡地域開発を前進させるための持続可能な体制の確立が広く定義された。郡全体の幅広い支持を得て、多くの取り組みが開始され、勢いを増している。
リッサが最初に参加したプロジェクトのひとつが、農村繁栄局による農村壁画助成金だった。この助成金によって郡内に3つの美しい壁画が完成し、リッサはそのうちの1つの壁画のアーティストを務めた。
ウォレス郡の主に農業経済に焦点を当て、地域開発はカンザス州農業省のラッセル・プラシュカ氏を招き、農業の成長に焦点を当てた地域懇談会を開催した。さらに、州商標プログラム「カンザスの大地から」のサミー・グリーソン氏を招き、2回目の地域説明会を開催した。
ネットワーク・カンザスのクリスティ・プレストン氏は、Eコミュニティであることから生まれるプログラムや機会について郡委員と話すことができた。ウォレス郡地域開発局は、4月4日の期限までにEコミュニティのステータスを申請する予定である。
将来の経済的可能性を広く見据えるだけでなく、ウォレス郡地域開発局は、店舗や看板のインセンティブ・プログラムを通じて、現在のビジネスを維持・強化するよう働きかけている。郡からの資金、ウォレス郡財団、奨励金受給者からの現金マッチングにより、奨励プログラムはウォレス郡の企業に$3万ドル以上の価値のあるビジュアル・アップデートを提供することができる。
住宅に関しては、ウォレス郡地域開発局は、ボランティアの諮問委員会とともに住宅アセスメント・ツール(HAT)に取り組んできた。これは、地域と地域の住宅データを徹底的に収集し、地域からの意見も考慮する自己評価プロセスである。
ウォレス郡地域開発局はまた、老朽化した不動産の取り壊し、再開発の促進、塗装の奨励、空き家売却の動機付けなど、優先事項として特定された一連の住宅インセンティブを確立し、資金を提供することにも取り組んでいる。
ウォレス郡地域開発局のブランドを確立し、コミュニケーションラインを構築することも、ルーラル・チャンピオン・プロジェクトの一環である。現在、季刊のニュースレターが発行され、電子メールの連絡先リストが拡大し、ソーシャルメディアで積極的に活動する努力がなされている。
ウォレス郡コミュニティ開発局はまた、3月から始まる「コミュニティを殺す13の方法」を特集したコミュニティ・ブック・クラブの土台を築いた。各ディスカッションは、ウォレス郡財団、ウォレス郡商工会議所、ウォレス郡ビジターズビューローなどのコミュニティ組織が主導する。
このプロジェクトとその他11のルーラル・チャンピオン・パイロット・プロジェクトの詳細については、以下をご覧ください。 https://www.kansascommerce.gov/orp/ruralchampions/.