6月 15, 2018
カンザス州商務省は、州全体の登録見習いプログラムの発展を支援するため、米国労働省見習い局から120万ドルの追加助成金を授与された。この新たな資金援助は、同局が先に受けた100万ドルの助成金に続くものである。この資金は、雇用主、実習生、訓練機関の訓練費用を相殺するために使用される。
登録見習いプログラムは雇用主主導のモデルに基づいて構築されており、現場での学習と関連する技術指導を組み合わせることで、見習い労働者の技能レベルと賃金を向上させる。企業が高度な技能を持つ労働者を採用し、訓練し、維持するための実績あるモデルである。
「2年前のプログラム再活性化以来、高度製造業、医療、電気、配管など、訓練された従業員を必要とする需要の高い職種が著しく増加しています」と、登録見習いプログラムの州マネージャー、ゲーリー・ウェスターマン氏は語る。「登録見習いチームは、カンザス州の雇用主のニーズを特定し、登録見習いプログラムを通じて訓練された労働力を最も必要とする分野を決定するために、いくつかのステップを踏んできました。
現在、カンザス州には1,743人の登録実習生がおり、実地訓練と有給雇用の両方を受け、393人の実習生が246の雇用主から過去18カ月以内に「Journeyperson」の地位を獲得している。このプログラムを通じて、技能実習生は少なくとも1年間、経験豊富な指導者から実地訓練を受け、職業訓練を受けながら生活費を支給される。また、技能実習生はキャリアを通じて活用できる資格も取得できる。同時に雇用主は、訓練された労働力に対するニーズの高まりに応え、離職率の低下と生産性の向上を経験し、人材募集にかかるコストを削減できる。
「登録見習い制度は、従業員の定着率、技能知識、安全性など、企業の労働力を劇的に改善することができ、また、訓練コストを削減し、企業が独自の人材パイプラインを開発する能力を高めることができます」とウェスターマンは言う。
現在、カンザス州商務省の職員、登録徒弟制度チーム、地域労働力開発委員会(LWDB)のパートナーは、カンザス州内の地元の高校や軍施設と協力して、技術訓練や資格取得が従来の4年制大学進学の選択肢の1つであることを実証している。
登録見習いプログラムの詳細については、ksapprenticeship.orgを参照。